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1. 高山病(低酸素症とは)何か

  標高が高くなると気圧が下がり空気が薄くなりす。
(酸素分圧:単位体積あたりのあたりの酸素量が減少する)
 その為、大気中から摂取できる酸素量が低下することで人体に生ずる
様々な症状の総称が高山病です。

標高0メートルと富士山頂ではどの位変化するのか

 標高0mの大気圧や酸素分圧を100%とすると
富士山頂(3776m)では約70%に減少します。

2.高山病の予防

登山前日

・良く寝ること/激しい運動は避ける。(海水浴等)

登山日に疲れを残すと、高山病になりやすい傾向があります。

登山当日

・五合目に着いたら

 すぐに登山を開始するのではなく、1時間以上経過後に
登山することをお勧めします。(少しでも高度順応を促すため)

・登山開始前には準備運動を行うこと。

登山時

・早く登るのではなく、ゆっくり一定のペースで登るようにしましょう。

早く登るとその分休憩が長くなります。
体を冷やしたり温めたりの繰り返しは、体力を消耗しやすくまた足をつる原因にもなります。

・休憩を取りましょう。

 平地とは違い、少し動いただけでも呼吸が乱れ脈拍が速くなります。
呼吸が乱れたまま登山を続けると高山病にもなりやすくまた、体力の
消耗も激しくなります。

 休憩は個人差により異なりますが、呼吸が乱れ苦しいと感じたら
呼吸が整うまで2〜3分休憩することをお勧めします。

・登山中は走り回らない(小さな子供さんがいらっしゃる方は特に注意してください)

 高山病の症状が現れるのは高所到着後、6時間〜12時間経過後に始まります。
登山中は元気でも、宿泊後高山病になるケースが多いようです。
  特に登山中激しく動いた場合に多いようです。ご注意下さい。

・水分を十分に補給しましょう

高所では脱水症状が起こりやすく、渇きの感覚も鈍化します。
平地では1日当り、通常約2リットルの水分が必要です。
高山ではそれ以上に水分が必要になりますので、意識して水分を
とるようにしましょう。

・喫煙する量を減らしましょう(可能であれば下山時まで我慢しましょう)

ただでさえ、酸素摂取量が低下しています。
喫煙は高山病を起こりやすくしますので、ほどほどに

宿泊する山小屋に着いたら

・ゆっくり動くよう心がけましょう

・アルコールは普段の半分の量にしましょう

アルコールを摂取すると睡眠時の呼吸が浅くなります。
飲み過ぎは高山病の引き金になりますのでご注意下さい。
(睡眠成分を含んだ薬も同様に呼吸が浅くなる)

・食べすぎには注意しましょう

高地では低酸素のため消化能力が低下するので、食べ過ぎに注意してください。
(食べ過ぎると気持ち悪くなることがあります。)

3.高山病の症状と対処法

初期症状

・頭痛(頭が重い・鈍痛・頭を振ると痛い)

・睡眠不足(眠れない、よく目が覚める、熟睡できない)

・食欲不振

・吐き気がある

・放屁(気圧の変化により腹がはります)

・顔・手・足のむくみ

・胸の圧迫感

 上記症状が出た場合は、無理に高度を上げず停滞することをお勧めします。
体を高所に慣らすことが必要です。これを無視して登ると症状が悪化する場合があります。
 無理な計画は楽しい登山を台無しにしてしまいます。

中期症状

激しい頭痛(寝ていられない)

尿量の減少(水分を十分とっても体外へ出ない)

発熱・下痢(平熱を測っておくこと)

手・足の痺れ

嘔吐(食欲がなくなる、食べると吐いてしまう)

行動意欲の低下

 上記症状が出た場合はそれ以上標高をあげることは止めてください。
可能であれば標高を下げることをお勧めします。
 これ以上無理をすると、自分で歩いて下山できなくなる場合があります。

<参考>

高地肺水腫(肺に水がたまった状態)・高地脳浮腫(脳に水がたまった状態)

 

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